こんにちは、あきみろ(@akimirogames)です。
PlayStation(以下、PS)で登場したワイルドアームズ!
ファルガイアという星を舞台に、渡り鳥といわれる冒険者が主人公となるこのシリーズ。
その4作目である『WILD ARMS the 4th Detonator』を遊んでみました。
こちらはPS2のハードで発売されたRPGゲームです。
当時、発売日に買ったものの封も開けずに棚に飾ったまま14年……
14年!?
なかなか熟してますね(笑)
ホントにね~( ̄▽ ̄)
まさかPS5の話が出てる時代になってからプレイするとは思わなかった(笑)
なぜ、急にやる気になったかといえば『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』の影響です。
こちらはスマホアプリで、今までのワイルドアームズシリーズのキャラが登場するゲームです。
4と5は購入してあるものの未プレイだったので、これをキッカケにプレイすることにしました。
今回は、クリアした4の感想を書いていきます。
画像出典:WILD ARMS the 4th Detonator
キャラクターの表現力が凄い!
ワイルドアームズシリーズをプレイするのが14年と久しぶり過ぎて記憶が曖昧でしたが、ワイルドアームズ4をプレイして驚いたのが、キャラクターに対する力の入れ具合です。
↑の画像は3Dモデリング。
↑は2Dイラスト。
当時も3Dモデリングと2Dイラストが一緒のゲームはありましたが、私が驚いたのは2Dイラストの立ち絵が全身に近いサイズであったことです。
ステータス画面で首から上、もしくは胸より上ぐらいの立ち絵が多いなか、よくここまで用意したなと思いました。
さらに立ち絵は首から上だけ変えて表情を変えるのではなく、ポーズまで変わるのです!
ジャケットのポケットに手を突っ込んでる姿や、前かがみになり喜びを表現したりなど。
中には1シーンでしか使用されない以下のような立ち絵も……
↑ちゃんと髪も濡れた状態です。
一体一キャラにつき何枚のイラストを用意してるんだ!?って感じです。
さらに驚きなのは主要キャラだけでなくモブキャラでさえ立ち絵が用意されているのには度肝を抜かれました!
↑モブキャラも可愛くないですか?
しかも、たまたまこの子だけ用意されているのではなく、全員に用意されています。
自分が記憶している限り使いまわしはなかったはずです。
もうモブじゃないですね。
これ自分が開発すると考えたら、恐ろしいことです。
メッチャ工数かかりますね。
ユーザーとしては素直に凄いと感動してしまった!
新しい戦闘システム「HEXバトル」
私はワイルドアームズは1~3と1のリメイクの4本をプレイしていました。
そのどれもが自分の番になったらコマンドを選択して戦う、 RPGではごく普通の戦闘でした。
それが4になって変わりました!
画像を見てもらうとわかるのですが、戦闘に入ると6角形のマスが7つ用意されます。
これを「HEX(ヘックス)」といいます。
そのうち3つは色が付いており、それぞれ「火」「水」「風」「土」の4属性のどれかが設置され、そのHEXはレイポイントといいます。
隣じゃないと攻撃が届かない、直線状じゃないと攻撃できない、火のレイポイントで攻撃魔法をすると火属性の攻撃魔法になるなど、ただコマンドを選択するのではなくHEXをうまく利用して戦うシステムになりました。
新しい発想で面白いな~と思いました!
ただ、これは人を選ぶシステムだとも思いました。
どういうことですか?
複雑になった点だね。
そう、子供の頃で余計なことを考えずに純粋に楽しんでいたでしょう……
面白いのは間違いないのですが、私が大人になっていたことで余計な考えも浮かんでしまったのです。
それは、1回の戦闘が長くなって面倒くさいという点です。
子供、大人といっていますが、具体的にいうと時間がない人にとってという考えですね。
RPGはもの凄い回数エンカウントするので、ザコ戦でも毎回キャラを移動して攻撃などが手間に感じてしまうのです。
これに関してはオートバトルといいますか、ドラクエの作戦みたいに勝手に戦う機能があれば良かったなと思いました。
時間があった子供のころは絶対全員マニュアルで動かしてたんだけど、大人になったらザコは全てCPUに任せて、ボスだけ自分で操作するスタイルになってしまったからですな。
あ~、わかります。
子供のころって複雑になるのがやりがいあって楽しめてましたけど、大人になると面倒って感じちゃう時ありますよね。
誤解のないように改めていうとシステムは面白いんです!
だからこそボス戦では、どのキャラをどのHEXに移動して、どう行動するかなど頭を回転させてる時は楽しかったです!
リアルよりなストーリーが意外だった4
私の中でのワイルドアームズとは、人間、エルゥ、魔族、ガーディアンといった他種族による戦いが当たり前となっていました。
しかし4では、ファンタジーよりなエルゥや魔族、ガーディアンは登場しません。
人間 vs 人間がワイルドアームズ4なのです!
※疑似ガーディアンは戦闘中に技で登場します。
これは本当に意外だった!
戦闘システムといい、4は今までのワイルドアームズとは違うものにしようと開発側は考えていたのかもしれないですな。
ナンバリング系って3でだいたい限界迎えて、4で別物になりますよね。
あるあるだね。
ネタ的にきつくなることもあれば、開発者が会社を退職してしまうなど、色んな事情があって一新したい時期ってあるんだろうね。
そんなワイルドアームズ4の惑星ファルガイアは、人間同士の戦争によって荒廃しています。
ファルガイアが荒廃しており、渡り鳥という冒険者がいる点はシリーズ共通でした。
また、ワイルドアームズの共通点といえばタイトルにもなっているARMです!
4の場合はナノマシンであり、ナノマシンと適合したものにしか扱えません。
こういう限られた人にしか扱えない点は1の仕様と似ていますね!
ただ、ストーリーを進めていくうちに色々とわかるのですが、ARMを始め特殊な能力を持っている人なども全て人間が生み出したものです。
戦争に勝つための兵器開発、人体実験、環境破壊など人間の闇の部分を題材にしています。
これってリアルな戦争に近いですよね?
ARMのような兵器は実際にありませんが、戦争が起きたらこういう事が起きる可能性は十分にあるという内容でした。
人体実験とか魔族がやるのと、人間がやるのでは印象も違うよね。
魔族は空想の存在で、人間はリアルに存在してますからね。
なぜ、4は急にリアルよりにしたのかは気になるね。
あとリアルよりだからなのか、ご都合主義はかなり少なかったのも特徴です。
「え?助からないの!?」
というシーンがいくつもありました。
もし開発側がいつもと違うワイルドアームズを目指していたなら大成功だと思います。
嫌味とかじゃなくて、本当に良い意味でストーリーが気になって続けられました。
個人的には凄く面白かったです。
まとめ
新しいワイルドアームズとして遊ぶべし!
戦闘システムやストーリーの方向性も今までとは結構違うので、それを期待しちゃうと残念な気持ちになってしまうかもです。
私とは逆に4から入った人は絶賛していたので、比較すると本来の面白さが伝わらない可能性があります。
独断と偏見による個人的な評価:B
評価は、S > A > B > C > D でつけています。
正直Aにしようか迷いました(笑)
理由は途中でも書いた大人目線でプレイした結果です。
如何せんHEXバトルのザコ戦が面倒に感じてしまったので、その心に噓はつけないです。
また、他種族と闘ういつものワイルドアームズを期待してしまっていたのもあります。
1作目にやっていたり、子供の頃にやっていれば、たぶんAだったと思います。
あと人によっては短く感じるかもしれません。
大人になってからは短い方が助かるようになったのでちょうどいい長さでしたが、子供のころだと物足りない感はあったかもです。
長くなってしまいましたが、面白かったのは間違いないです!
最後にこれだけは言わしてくれ!
ラクウェルは可愛いし、戦闘でも最強でした!
イントルード無双……
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コメント
実はワイルドアームズを初めて遊んだのが4でした。1さわりだけ、2・3はすっ飛ばしてます。🤣
ネタバレになるので内容は書きませんが、エンディングで泣いてしまいました。
ワンチャン奇跡を願ったのですが、あのエンディングはあれで良かったと後で思いました。
装備引き続きがあるので何回も遊んでましたね。😎
4が初めてだったんですね😊
ゲームだからといったご都合主義でないところが特徴だったかもしれませんね。
私もあれはあれで良かったと思います!
装備引き継ぎとかあると周回プレイしやすいですよね✨
懐かしい……令和になってWA4を遊び、感想を書き綴る方がいらっしゃることを嬉しく思います。
私も4が初めて遊んだWAで、「少年は少女に初めて出会った」のフレーズにすごく期待しながら遊んだ記憶があります。
今思うと、WAとしてもJRPGとしても中々異色作で、自分もB寄りのAかな?ぐらいの評価に今は落ち着いていますが、想い出深い作品のひとつです。
令和でもWAシリーズを遊んでる方がいらして私も嬉しいです。
4のフレーズもいいですよね✨
同じぐらいの評価でしたか!
でも初めてやったナンバリングは凄く印象に残るので好きのレベルは高くなりますよね👍