こんにちは、あきみろ(@akimirogames)です。
スマホアプリの『WAミリメモ』のストーリーもとうとう完結してしまいました。
最後の方はワイルドアームズ5のネタが結構出てきて、5をクリアした時の気持ちを思い出しました!
割と最近に実況プレイでクリアしたばかりだったので、まだ記憶がハッキリしており……
とても切ない気持ちになりました😂
ワイルドアームズ5をクリアした上で、WAミリメモのストーリーを見れて本当に良かったです!
WAミリメモだけでは足りない部分を脳内で補足する事が出来ました😁
そんな切ない気持ちの中「ワイルドアームズ5のプレイ感想は書いてなかったな~」と思い出しました。
この溢れんばかりの感情があるうちに、今回記事を書くことにしました!
※ネタバレあるのでご注意を!
ワイルドアームズ4のプレイ感想はこちら。
画像出典:WILD ARMS the Vth Vanguard
ゲーム概要
PS2で発売された1人用のロールプレイングゲームです。
3Dで描かれています。
敵を倒しながらレベルを上げて物語を進めていくのは王道RPGと同じです。
そして5にもワイルドアームズシリーズ特有のギミックが多数存在します。
ダンジョンでは頭を使いながら様々な仕掛けを解いていく必要があるので、攻略時は達成感がよりあります!
ギミックを解いていくのを面白いと思うか面倒と思うかでワイルドアームズを続けられるかターニングポイントになりそうですw
使用可能なキャラクター
パーティインする仲間キャラクターは6人います。
前作のワイルドアームズ4は4人だったので、今作は2人増えています。
主人公『ディーン』
ゴーレム大好き少年の『ディーン』が主人公です。
あまり深く考えて行動するタイプではなく、勢いで行動するタイプの印象でした。
基本的にはいつも明るくポジティブな考えをするため、見ていて気持ちのいいキャラです!
恋愛面はRPGによくいるスーパー鈍感男でしたw
余談ですが、ワイルドアームズシリーズの主人公は青系統の髪色が多い気がしますね。
1のロディ、2のアシュレー、5のディーンと3人もいます😁
ディーンの幼なじみ『レベッカ』
ディーンに淡い恋心を抱いている幼なじみの『レベッカ』です。
ディーンとは反対に慎重なタイプで、フォロー役にまわることが多かったですね。
恋のライバルが現れても相手を貶めるような事はせず、その相手にも優しくできるレベッカは本当にええ子やな~と思いました😭
どうでもいいですが、初めてこの格好をみたとき「ワイルドしてるな~」と思った記憶がありますw
余談ですが、声優はオープニングとエンディングの主題歌を歌われてる『水樹奈々』さんです!
記憶喪失で物語のカギを握る『アヴリル』
記憶喪失であり、なぜかゴーレムの片腕の中にいた少女『アヴリル』です。
性格はかなりおっとりしていますが、時折違う一面も……
物語のカギを握っているだけあってミステリアスな面が多々あります。
「何者?」という意味でも最初から気になっていましたが、後半ラストの方では切なくて切なくて😭
もう本当に最後が切なかったのですが、パラレルワールドとはいえWAミリメモでは違う結末になってくれたのが個人的には凄く嬉しかったです!
ゴーレムクラッシャー『グレッグ』
ある男に復讐するためにゴーレムクラッシュを続ける『グレッグ』です。
普段は冷静ですが、復讐相手に関する時は感情が爆発して無謀と思える行動もします。
しかし、ディーンと行動を共にするうちに生きる意味について考え始めます。
個人的にはディーンにとっても頼りがいのある大人の男に見えました。
個人的にはかなり好きなキャラでした!
メンバー内で年長者であったことから一番感情移入しやすかったのかもしれませんw
教授を探し続ける人見知りな『キャロル』
一緒に旅をしていた『教授』とはぐれてしまった『キャロル』です。
幼い頃にあった出来事がトラウマになっており、極度の人見知りです。
誰かに依存する傾向がありましたが、物語を通して変わっていく様は頼もしかったですね。
あと、時々レベッカを驚かせる恋愛ネタをぶっこんでくる所が笑えて好きでしたw
キャロルと教授の掛け合いが5の中で一番笑わせてもらったかもしれませんw
キャロルには申し訳ないが教授を待っていた俺がいます😁
見習いゴーレムハンター『チャック』
盗人と間違われていた見習いゴーレムハンターの『チャック』です。
気弱な性格で最初は何も行動しないやつなのかと思いきや、誰かのために行動できる熱いやつでした!
特に好きな女性とのエピソードは、なんか泣けました( ;∀;)
最終的にどうなったのかは描かれませんでしたが、チャックも幸せになってほしいと思わせるナイスガイでした。
あまり戦闘で使う事はなかったですが、チャックの勇気を振り絞るシーンなどは好きでした!
今回のストーリーは?
ストーリーは、アヴリルの記憶を取り戻すために旅立つところから始まります。
ワイルドアームズ5には人間という種族の他に『ベルーニ族』が存在します。
余談ですが、WAミリメモではベルーニ族がエルゥという設定になっていたので、プレイしていくうちにエルゥっていう事が判明するのか~と勘違いしてましたw
ワイルドアームズ5では、ベルーニ族はベルーニ族のままです。
ベルーニ族は人間を支配しているような立場で、人間が奴隷のように働かされてることも珍しくありません。
旅を続けるうちにディーンは、アヴリルの記憶を取り戻すだけでなく、人間とベルーニの関係も変えたいと考え始めます。
結果『記憶探し』と『種族間の問題解決』という2つの軸で物語が進んでいきます。
私は、謎が解明されていくストーリーが好きなため、ワイルドアームズ5のストーリーはかなり楽しめました。
あまりにも深読みしすぎて「誰々って実は〇〇なんじゃ!?」とか考えたりして妄想してる時間も楽しめましたw
また、人間 vs ベルーニという図式が種族間の争いという意味で初代に近いノリを感じたのも好きでした。
結末は全然違いますけど😆
初代は人間・エルゥ・ガーディアン vs 魔族という図式でした!
戦闘はHEXバトル
ワイルドアームズ5の戦闘は4と同じく『HEXバトル』です。
戦闘中は六角形のマスが7つあり、そのマスを移動しながら攻撃したり回復などを行います。
同じマスに敵が複数いれば1回の攻撃でマスにいる全員に当たります。
逆もしかりで、味方が1つのマスに固まっていると敵の攻撃を全員がくらいます。
回復なども同じです。
いっぺんに回復したい場合などは一箇所に集めたいが、それだと敵の攻撃を全員がくらってしまう……
といった感じで、その時々でどのマスにキャラを配置した方がいいのか考えながら戦う事になります。
他にも火・水・風・地といった属性をもったマスであるレイポイントがあり、弱点・耐性も意識すると戦闘を有利に運べます。
これは賛否両論別れるシステムだと思います。
単純なのが好きという人にとっては面倒、逆に〇ボタンを押してるだけじゃ物足りないという人には楽しいと思えるシステムかと!
余談ですが、ワイルドアームズ4の時は移動後に攻撃するのには条件がありました。
しかし、ワイルドアームズ5では常に移動後攻撃が出来るようになりました。
私は4と5を同時にプレイしていたので、よく戦闘中に「あ、5と間違えた!」とミスをしてましたw
あと、これはワイルドアームズ4のプレイ感想でも書いたのですが、1回の戦闘が長いのがしんどかったです。
エンカウント率も高いところは本当に高いので、戦闘だけ結構時間を費やした気がします。
戦闘中だけ倍速か、オートバトルがあってくれれば良かったな~とは思います。
仕掛けがいっぱいなダンジョン
ダンジョンではブロックを動かしてスイッチを押すなどの序の口から、暗号から答えを当てるなど色々仕掛けが用意されています。。
ワイルドアームズ5では、ディーンの銃に色んな弾をセットする事が出来ます。
火をつける弾、凍らせる弾、フックのように引っ掛ける弾など。
自分の頭をフルに使って謎を解いていくのは、いつものワイルドアームズでした!
自分の脳が低下したのか、難易度が上がったのか、昔より謎を解くのに時間がかかった気がします……w
ダンジョンによってはギミックを解いていくと隠しボスがいたりも……
だいたいヤバイ敵なのでセーブしてから戦う事を強くオススメしますw
帰ってきたフィールドマップ
ワイルドアームズ4では自由にキャラクターを動かせるフィールドマップはありませんでした。
しかし、ワイルドアームズ5でフィールドマップが帰ってきました!
サーチ機能つきで!!
これも賛否両論別れそうですが(^▽^;)
FCやSFC世代は慣れてるので親しみやすいのですが、最近では探索が楽しいというより面倒に感じる世代も多いはず……
私は「おぉー!懐かしい!!」と胸熱だったのですがw
ちなみにサーチシステムは、隠れた宝箱やアイテムを見つけることができます。
過去作では村やダンジョンなどもサーチで見つけていましたが、さすがにそれは止めたようですw
結果、マップの隅から隅まで探索してしまうという作業が発生しますw
これが楽しいかどうかはアナタ次第です……
ストーリーを進めるとゴーレムにも乗れるのですが、この時はテンションMAXでした!
正直、子供の頃と違い面倒という気持ちも多少はありますが、やはりフィールドマップがある世代の性なのかワクワクしたのは間違いないです。
全体的な感想
キャラクター面
個人的にはさすがワイルドアームズのキャラたち!
全員魅力的だと素直に思いました。
今回は紹介しませんでしたが、敵キャラたちも1人1人のキャラが立っていました。
真面目過ぎるやつ、イカれたやつ、筋肉質な研究者などなど。
残念だったのはラスボスですね……
そこまで引っ張っておいて「それだけ??」って感じでした。
存在感がなさすぎるというか、絡みが少なぎるというか、こいつヤベー感が全然なかった……
ラスボスよりも、ベルーニの敵が目立ちすぎた!
敵味方含めて、戦う理由など背景がしっかりしているから、余計にラスボスの設定が薄っぺらくみえました。
ストーリー面
常に先が気になるストーリー構成はかなり好きでした。
運営スタッフももったいつけてくれるぜ!
って心から思ってましたw
逆にちょっと物足りないなと思ったのは、特殊な設定が少なかったことでしょうか。
まぁ、本当はアヴリルがその特殊に入るのだと思いますが、ちょっと言いたい方向性とは違うんですよね。
1でいうならロディや、2のアシュレーみたいな。
ヒューマンドラマとしては良いんだけど、少年心をくすぐる設定といえばいいでしょうか?
ガーディアンも出ていないので、ファンタジー要素が少なめに感じる部分があるのかもしれません。
戦闘面
ワイルドアームズ4と同じHEXシステムでしたが、5の方が難易度は下がって楽だった気がします。
何もしないまま全滅とかはなかったのでw
移動後の攻撃も条件なしで可能になったので、これは良い変更点だと感じました。
ぶっちゃけ移動だけで終わって何が楽しいって話ですよ😆
ただ、途中でも書きましたが戦闘時間が長いのがキツかったですね。
ボス戦はともかくザコ戦はもっとサクサク進めたいというのが正直な気持ちでした。
コマンドを選ぶだけのゲームに比べて覚えることが多いので敷居は高い気がします。
しかし、敵がどう動いてくるのか読めない部分はワクワクして面白いです!
ガチ層には面白いシステムで、ライト層には面倒なシステムというのが正直な感想ですね。
私は間ぐらいなので、どっちの気持ちも持ってしまいましたw
ダンジョン面
仕掛けを解くのを楽しいと思えるかどうかが全てです。
ストーリーをどんどん見たい人にとってはウザいだけかもしれません。
個人的には、これがワイルドアームズなので楽しいですが、時間がかかるのも事実。
ヒントを得るためにあっちに行ったり、こっちに行ったりと……
場所によっては敵ともエンカウントするので余計に長く……
これは時間に余裕があるかどうかでも感想が変わってきそうな気がします。
さっきの戦闘面でも書きましたが、やはりワイルドアームズはガチ層向けかもしれませんね。
スマホゲームしかプレイしていない人に勧めても「めんどいから止めた」って凄い言われそう……
フィールドマップ面
個人的には隠し宝箱を見つけるのが楽しく好きでした。
他の人が見逃してるものを、自分は見つけて持ってる優越感って良いですよねw
しかし、ここでも時間問題にぶち当たりそうです。
取り逃しがないようにするとなると、進める道が増える度に探索する時間が必要になります。
近代では、こういう面倒なのを嫌うユーザーは多そう……
FF7のチョコボや飛空艇に乗れたらここ行けるんじゃ!?
みたいな感じでワクワクできる人にとってはオススメです!
まとめ
昔のRPGが好きな人にとっては非常に面白い作品!
この一言かなと思います。
やっぱり時代と共に『面倒』なゲームは流行らないようになった気がします。
ワイルドアームズ5は当時から評価低かったですが、個人的には十分楽しめたので意外です。
4に比べると予算は少なかったんだろうな……
という部分はありましたけどね。
独断と偏見による個人的な評価:B
評価は、S > A > B > C > D でつけています。
色々書きましたが、ディーンとレベッカとアヴリルの行く末が気になる人には、ぜひプレイしてほしいです。
また、WAミリメモは遊んだけどワイルドアームズ5はプレイしてないという人にもプレイしてほしいです。
特に後者の方は絶対楽しめます!
経験者の私が言いますw
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