こんにちは、あきみろ(@akimirogames)です。
PS2のリメイク版『テイルズオブデスティニー ディレクターズカット』のスタンサイドをクリアしました!
購入した当時はリオンサイドだけクリアして放置していたので10年以上経ってのプレイでしたw
さらに、1人ではなく黒捷さんと2人で実況プレイしてクリアしました。
今回は、その時に感じた感想などを書いていきます!
※ネタバレ含むのでご注意ください。
画像出典:PS2『テイルズオブデスティニー ディレクターズカット』
ゲーム概要
ジャンルはロールプレングゲームです。
プレイ人数は基本1人プレイですが、戦闘中のみ4人でプレイできます。
基本的にはPS2リメイク版と同じですが、新しい術技やイベントなどが追加されています。
大きな追加要素はリオンが主人公となる『リオンサイド』のストーリーが追加されたことです。
当時の私は、この『リオンサイド』のためだけに購入を決断しました!
それぐらいリオンというキャラが好きでした😁
感動のストーリー
ソーディアンという存在が胸を熱くする!
『デスティニー』といえばソーディアンの存在です!
ソーディアンは過去の大戦で人間の人格を剣に移している特殊な武器です。
ソーディアンは適正のある人物とだけ会話をすることができ、また契約をすることが出来ます。
契約したものは『ソーディアンマスター』となります。
こういう伝説の剣っぽい感じや選ばれし者みたいな設定って……
燃えますよね!!
デスティニーの世界観では、RPGでよくある魔法を『晶術』といいます。
こちらの晶術はソーディアンマスターにしか使えません!
つまり、ソーディアンマスターは常人にはない強力な力を持っているということです!
また、人格があるので強力な武器というだけでなく日常でもよく会話します。
説教されたり、相談したり、喧嘩したりと……
このソーディアンとの絡みが、またキャラの魅力を引き立たせて良いのです!
最後の頃になると感情移入してるから、ただの剣じゃないという主人公たちの気持ちがわかるようになります😊
ソーディアンは全部で6本あるのですが、主人公のスタンはそのうちの1本である『ディムロス』と出会いストーリーが始まります。
前編・後編
デスティニーは前編と後編に分かれており、これがまた感情を揺さぶってくれます!
前編ではグレバムという男が『神の眼』というヤバイ物を奪って逃走します。
スタンたちは取り返すことを目的に一緒に行動します。
ここで、他人だったキャラクターたちが仲間になっていく過程を描いてます。
前編の最後には、みな確実に仲間意識を持っていたと言えるでしょう。
エンディングみたいになって、ハッピーエンドだ~!
と思ったら……
後編が始まるわけです。
衝撃の後編が……
前編も謎が残っていたんですよね。
グレバムが、なぜ神の眼を奪ったのか?
グレバムは最後にリオンにこう言っていました。
「結局は奴の思惑通りか……さぞ満足だろうな。リオンよ。」と。
そう……
裏でグレバムをそそのかした奴がいるということがわかるのです。
グレバムを裏で操っていた人物は誰なのか?
そして、その真の目的とは?
こんなの気になって、ガンガン進めたくなるってもんですよ!
個人的にデスティニーのストーリは本当に楽しく、そして切なく大好きでした😄
ソーディアンマスター
ソーディアンマスターのキャラクターは5人います。
スタン・エルロン
田舎出身の主人公『スタン・エルロン』です。
年齢は19歳とRPGの主人公にしては珍しく年齢が少し高くて当時は少し驚きました。
使用するソーディアンは『ディムロス』で す。
性格はバカ……
ではなく純粋な心をもった正直者の好青年です!
主人公あるあるかもしれませんが、スタンがいなかったらパーティ崩壊してたと思います。
それぐらいスタンという人間の純粋さがメンバーに与えた影響は大きい!
私は、ビジュアル的には最初惹かれなかったのですが、人間性を知るうちに凄く好きになりました。
人間中身が好きになると外見もカッコよく見えてしまうと知りましたw
あとで出てくるリオンというキャラとの名シーンでは、そりゃ目がウルウルするぐらい感動したものです。
誰もが持つ『素直に言えない気持ち』をストレートに言えるスタンくんは最高です!
ちなみに、なぜ最初惹かれなかったといえばロン毛だったからですw
今まで遊んでたゲームの主人公にロン毛がいなかったので「主人公っぽくない!」という先入観にとらわれていたようです😆
ルーティ・カトレット
レンズハンター(?)のヒロイン『ルーティ・カトレット』です。
年齢は18歳とスタンと一歳違いです。
使用するソーディアンは『アトワイト』です。
髪はショートヘアで、当時「スタンとルーティの髪の長さ逆だろ!」とツッコミを入れてました。
スタンの時と同じくヒロイン=髪が長いという先入観があったようですw
ルーティは言葉遣い荒いし、金のためなら何でもやるぐらいな感じで途中まで印象悪かったです。
しかし、途中でお金に拘る理由がわかったり、スタンや仲間に対して自分の気持ちを話せるようになっていく過程をみていくうちに好きになりました。
まんまと開発者のツンデレ作戦にハマりましたw
そしてOPのスタンと2人で並んでる時のシーンをみたときの感想は「脚ながっ!!」でした。
スタイルも抜群のルーティでしたw
リオン・マグナス
王国の客員剣士として活躍している『リオン・マグナス』です。
年齢は16歳で、本名は別の名前です……
使用するソーディアンは『シャルティエ』です。
私はデスティニーの中で、このリオンが一番好きです!
序盤は誰にも心を開かずに、スタンたちのことも仲間とはみていませんでした。
しかし、徐々に仲間たち(特にスタン)には心を開いていきます。
リオンはスタンとの絡みが最高に良いのです!
私が、男同士の友情ストーリーが好きになったのって、この2人の影響かもしれませんw
しかし、リオンは中盤でパーティから離脱してしまいます。
ようやくツンデレなリオンにも心許せる友達ができたのに!
リオンを取り巻く環境……
スタンとの関係、ルーティとの関係……
一番運命(デスティニー)に翻弄されたキャラなのではないでしょうか?
その全てを壊したのはテメーだったのかラスボス!!
とガチでスタンの怒りとシンクロした気がします😭
私の中では、ある意味リオンが主人公でした。
フィリア・フィリス
アタモニ神団の司祭である『フィリア・フィリス』です。
年齢は19歳でスタンと同い年ですね!
使用するソーディアンは『クレメンテ』です。
フィリアは礼儀正しいキャラですが、完全な天然ボケキャラです。
これが、また笑えるんですよねw
急に真顔で早口になったり、声のトーンが明らかに不自然だったりとw
途中からスタンに惚れてたのでルーティと喧嘩でもするのかと思いきや、2人の気持ちを察して恋のキューピット役になるフィリアの献身的な態度に「えぇ娘や~(泣)」状態でした。
あとで出てくるコングマンには惚れられてたんですけどね~
恋愛とは難しい……
ウッドロウ・ケルヴィン
ファンダリア王国の王子である『ウッドロウ・ケルヴィン』です。
年齢は23歳で、剣も弓も扱える珍しいキャラクターです。
使用するソーディアンは『イクティノス』です。
この方、武芸だけでなく学問、政治、統率力も持ち合わせたスーパーマンです。
そりゃチェルシー(14歳)にもベタ惚れされるわw
ただ、ゲームでは結構出番が少なめだったので不遇なキャラクターでもありました……
序盤に顔を出ししたらすぐに別れて、前編ラストでちょっと参戦!
しかも、ここまでの出番ではソーディアンのイクティノスを持ってません。
後編でや~と固定メンバーとして定着します。
しかし、とある事情でイクティノスは壊れており、修理して使用できるようになるまで時間がかかります……
※PS2でリメイクされてからは、壊れていても使えるようになってました。
特徴という特徴がないので、個人的にはあまり印象には残らないキャラでした。
しいていうならPS版のあるルートで人妻に惚れて振られたとこが人間味あって良かったかなw
このディレクターズカット版では、チェルシーの好意をうまくかわしてるところが面白かったです😁
特徴あるサブキャラクターたち
サブキャラクターはPS版でも4人いました。
PS版では仲間にするかは自分の行動次第でしたが、PS2版では強制で仲間になります。
そして、PS2版ではもう1人……
PS版でデータだけあったため仲間になると噂になった人物がPS2版ではパーティインします。
マリー・エージェント
記憶喪失の『マリー・エージェント』です。
24歳で、実は人妻です!
初見でプレイする人は大抵ソーディアンマスターでパーティを組むと思うので、サブキャラクターは中々出番がないはずw
しかし、マリーは序盤に仲間になるため強制で戦闘に参加するタイミングが多いです!
子供の頃は、ほとんど関心なかったのですが、大人になってみたらメチャメチャ良い妻じゃん!とマリーさんの魅力に気付きましたw
自分がプレイする年齢によっても感想って変わりますね😁
チェルシー・トーン
ウッドロウにベタ惚れの『チェルシー・トーン』です。
14歳と最年少です。
当時PS版を買った時が中学生だったので、チェルシーが同年代だったのを覚えてます。
あの頃はチェルシーがカワイイと言っていた記憶がw
四字熟語が得意で頭いいな~と思いましたw
スタンと「?」でシンクロさせてくれました!
弓で遠距離から攻撃ができるので、結構重宝します!
ジョニー・シデン
ニートの『ジョニー・シデン』です。
年齢は26歳で、実はシデン領当主の三男坊です。
ジョニーは子供の頃は服装のせいで全く興味ないキャラクターだったのですが、今は大好きです。
子供の頃も「ワーオ」っていう特技だけは気に入ってたかなw
セリフとか立ち回りとか見てて楽しいんですよね。
普段ふざけてても、実は出来る男っていうのもいいです!
今回、操作キャラとして結構使ったので愛着もあります😊
マイティ・コングマン
チャンピオンに『マイティ・コングマン』です。
年齢は39歳と最年長です。
オープニングに出させてもらえなかった可哀そうなチャンピオンですw
個人的にはリオンの次に好きなキャラです!
コングマンはとにかく笑わせてくれる最高のキャラクターです!!
特にフィリアに対する熱烈アプローチは、ぜひ見てほしいですw
たとえ雪国でも上半身裸を貫くコングマン!
男だぜ……w
リリス・エルロン
隠し(条件次第)で仲間になるスタンの妹『リリス・エルロン』です。
年齢は17歳です……マジか!?
リリスには申し訳ないけど、ずっとチェルシーと同い年ぐらいだと思ってましたw
メチャメチャお兄ちゃん大好きのブラコンだったので幼く見えてました!
村ではモテモテなのですが、お兄ちゃん好き過ぎて他の男はモブにしか見えない模様。
ちなみに、隠しキャラだけあって特技が優秀で、かなり強いです。
なんだかんだ鈍感なところはスタンと似てますね。
本人は認めなさそうですけどw
PS2版で新規ムービー追加!
PS2版のテイルズオブデスティニーで追加された新規ムービーは『ディレクターズカット』でも見れます。
水に濡れて髪がトゲトゲになってないスタンを見れるのはレアですね!
残念なことにディレクターズカットで新規に追加されたムービーはありません。
オープニングムービーなど一部はPS版と同じムービーが使用されています。
個人的には、PS2版で新規ムービーが追加されたのは嬉しかったです。
特に最初のディムロスとの契約とリオンのあのシーンです。
やっぱりキャラクターが動いて喋ってとアニメーションしてると描写がハッキリするので、より感情移入しちゃいます……
思い出しても切なくなる( ;∀;)
リオンのシーンは人気がありすぎるのか、YouTubeで著作権登録されてましたからね!
オープニングとかエンディングの曲が原因で著作権判定をうけることはありましたが、映像の部分で著作権判定受けたの初めてだったので驚きました😆
それだけ名シーンだということですね!
ボイスの量が半端ない
いつも実況プレイしてる時、ボイスがないセリフは読むのですが、その場面がほとんどなかったです!
ここまでボイス入れて容量大丈夫なのか!?
と心配になるぐらいでしたよホントw
普段のイベント進行中だけでなくチャットシステムもボイス付きです。
というか、こっちはフルボイスです!
上記がチャットシステムの画面ですが、ソーディアンも含めたキャラクターたちが掛け合いをするシステムです。
イベントの合間合間にかなりの量が発生しますが、見る見ないはプレイヤーの自由です。
真面目な話でも、くだらない話でも、笑いを誘うネタであろうとボイスがあるからこそ感情が伝わりやすいです。
このボイス量は凄い魅力だと思います!
私は迷うことなく、全部見たい聴きたいタイプです!
なので、文字を先に読み終えてもボイスが終わるまで待ちます😁
戦闘システムもPS2版で一新
PS版とはシステムが全然違います。
まず特技や晶術を使用するのに必要だったTPがなくなりました。
CC(チェイン・キャパ)というのを消費して、通常攻撃、特技、晶術などを使用します。
このCCが多ければ多いほど連続攻撃が出来ます。
細かい説明は避けますが、正直コレが個人的には面倒くさかったです!
CCが4なら、通常攻撃で1消費、特技で2消費、残り1しかないから通常攻撃!
これで1回の行動は終了です。
CCを使い切ると、CCを+1して回復するので、また行動開始です。
しかし、最大値のCCになってからCCを使い切ると、今度は最低値のCCで回復します。
最低3、最高5だとすれば、3→4→5→3→4→5とループするわけです。
ここでCCを4も使う特技や晶術があるとします。
3の時は当然使えないので、一回CCを使い切る必要があります。
4になっても間違ったり慌てたりして通常攻撃しちゃたら……
買った当時はもっと楽しんでた気もするのですが、今の私ではストレスの方が大きかったです。
そして、もう1つ戦闘でストレス溜まったのは敵の遠距離攻撃や弾幕です。
敵味方が先頭同士で闘ってコンボしようとしても、後ろからの攻撃にヒットすると特技の途中だろうがダメージ受けて中断させられます。
これにはガチでストレスだけ溜められました。
目の前の奴は仕方ない。
しかし後ろからシューティングゲームみたいに遠距離攻撃を撃ってくるのをガードしてたら何もできないんだよ!
そりゃ遠距離攻撃を持ってるキャラクターならいいですよ。
でもコングマンみたいに接近戦しか出来ない奴だっているんですよ!
せめて特技の1発目があたったら無敵に入るとかにしてくれよ!
爽快感を私にくれ!
という感じで、このPS2版の戦闘システムには良い思い出がありません。
まとめ
戦闘システム以外は最高に感動する作品!
ストーリーやキャラクターの魅力を更に出したのは凄いと思います。
しかし、戦闘は初心者には優しくないので、そこで嫌になる人が多そう……
ぜひ、このPS2版のテイルズオブデスティニーを遊んでみた初心者に感想を聞いてみたいです。
酒でも飲みながらw
独断と偏見による個人的な評価:A
評価は S > A > B > C > D でつけています。
ロールプレイングゲームは、戦闘を何度も行うので、そこに楽しみを見いだせるかでかなり面白さが変わると考えています。
戦闘システムにもっと爽快感があれば思い出補正も入ってSにしてました。
話は変わりますが、これはパラレルワールドでお祭り作品ですと明言した上で、リオンが仲間のまま進むソフトが出たら私は迷わず買います!
それが正規ルートではないとわかっていても、そういう未来を見てみたかったという願望です……
関連商品
■ゲームソフト
■サウンドトラック
■攻略本
コメント