こんにちは、あきみろ(@akimirogames)です。
2006年2月23日にPS2用ソフトとして発売された幻想水滸伝5。
15年の時を経て、ゲーム実況しながらようやくクリアしました!
幻想水滸伝シリーズは5までと知っていたので、各ナンバリングに登場していたジーンの正体が判明するのか期待していました。
しかし……
5で完結するつもりがなかったのか、正体は明かされませんでした。
とはいえ少しだけジーンの正体に迫るイベントも用意されていたので、今回はジーンが何者なのか考察してみます。
※幻想水滸伝シリーズのネタバレがガッツリ入るので、未プレイの方はご注意ください!
ジーンは不老?
冒頭でもお話した通りジーンは各ナンバリングに登場しています。
年表にすると以下の通りです。
暦 | ナンバリング |
---|---|
太陽暦307年 | 4 |
太陽暦448~450年 | 5 |
太陽暦453~457年 | 1 |
太陽暦460年 | 2 |
太陽暦475年 | 3 |
ここから少なくとも168年は生きていることになります。
ビジュアルはずっと美女のままであり、見た目が変化したことはありません。

服装はどんどん薄く変化していってましたけど😅
このことから不死であるかは不明ですが、不老である可能性は非常に高いです。
真の紋章を宿してる?
幻想水滸伝の世界では真の紋章を宿せば不老になります。
このことから「ジーンも実は真の紋章を宿しているのでは?」と考えられます。
しかし……
メディアワークス電撃PlayStationで開発者がジーンは真の紋章の継承者ではないと明言しています。
個人的には残念ですけど、ジーンは真の紋章を宿していないのが確定していました。

真の紋章の効果じゃないんか~い😱
真の紋章以外で不老なキャラがいる!
幻想水滸伝には真の紋章以外の効果で不老になっているキャラクターがいます。
ジーンと違い不老の理由もハッキリしています。
そのキャラクターとは……
ラプソディアの主人公キリルです。
ラプソディアは幻想水滸伝4の外伝みたいな作品です。
このキリル、実は異世界の種族である母ヨーンと人間の父ウォルターとの間に生まれたハーフなのです。

なぜ異世界の種族がいるのかは幻想水滸伝4をプレイしていればわかります😊
正確には不老長寿なので、いつかは死が訪れるかもしれませんが作中ではずっと若い姿から変わらなかったと描写がありました。

少なくとも数百年は生きてそうな感ですね✨
このことから幻想水滸伝の世界では真の紋章以外にも不老になる手段があると証明されました。
地底の遺跡
幻想水滸伝5ではジーンを仲間にするために地底の遺跡に行くことになります。
ジーンはこの遺跡がシンダル族が来るよりもっと前に栄えていた都と教えてくれます。
この遺跡の入り口は固く閉ざされており、ジーンでなければ開けることは出来ませんでした。
後に仲間になるエレシュというキャラクターとの会話でも「忘れ物を取りに来たの」とジーンは話しています。
忘れ物ということは、以前ここに居たか来たことがあるということです!
このことからジーンはこの遺跡に住んでいた先住民の生き残りと考えることができないでしょうか?

シンダル族ですら謎が多いのに、それより前の先住民となると何でもありにできそうな気がします😁
エレシュも不老?

先程出たエレシュというキャラクター。
彼女はジーンに扉を開けてしまった理由を聞くと「仕方ないでしょ?」と言われ、あっさりと「仕方ないですね」と認めました。
このことからエレシュはジーンの正体がわかっているようでした。

2人の対応を見ているとジーンは先住民の王女だったのかな~と想像しちゃいました😊
エレシュは幻想水滸伝5から登場したキャラクターであり、システム的には真の紋章を宿していませんでした。
これは想像でしかありませんけど、エレシュもジーンと同じく先住民の生き残りではないでしょうか?
代々ジーンを守る家系出身なんて設定も想像は出来ますけど、それにしては年相応な雰囲気ではありません。
ジーンと同じく長く生きていると考えた方がミステリアスな雰囲気の説明がつきます。
もしエレシュがジーンと同じ先住民であるとすれば、ジーンが特殊というよりは不老にする手段が先住民にはあったと考えることができます。

5で謎のキャラクターを追加するとは、やっぱりまだ続編を作るつもりはあったのかな?😅
真の紋章ではないのに不老?

幻想水滸伝5ではゼラセというキャラクターが登場しました。
彼女は長い間『太陽の紋章』『黎明の紋章』『黄昏の紋章』を王家がちゃんと管理してるか見守っている感じでした。
主人公が黎明の紋章を宿した時なんて「ふさわしくなければ殺す」的な発言までしてます。
それはゼラセが太陽の紋章の恐ろしさと黎明・黄昏の役割を理解しているからこその発言でした。
3つの紋章のこととなると言葉が荒々しくなるゼラセですが、ジーンが自分の興味もあってアレニアに黄昏の紋章を宿した時は「あなたのしたことなら仕方がありません。」と非常に大人しかったです。
このことからゼラセもジーンの正体がわかっているようです。

エレシュもゼラセもジーンに対しては「仕方ない」で済ませるしかないようです😮
また、真の紋章を宿して不老となっているレックナートとも知り合いでした。
いつ知り合ったのかは不明ですが、恐らくゼラセも相当長く生きてるのでしょう。
しかし、ここで問題となるのはゼラセは真の紋章を宿していないことです。
彼女が宿しているのは『星の紋章』です。
星の紋章も世界に1つしかありませんが、こちらは真の紋章の1つである『夜の紋章』の眷属となります。
黎明の紋章や黄昏の紋章も世界に1つしかない紋章ですが不老ではありません。
エレシュと同じ対応をしていたことから、もしかしたらゼラセも先住民の生き残りで不老の術を真の紋章とは別に知っているのかもしれません。
ジーンの目的は?

ジーンの目的も以下の2つを考えてみました
もし先住民の生き残りであった場合は、意図的に生き延びたのかどうかが鍵になると考えます。
嫌々不老になってしまったのなら、呪いのようなものなので解除する術を探していてもおかしくないと思います。
地底の遺跡の地下では黎明の紋章も反応していたので、先住民が滅んだのは太陽の紋章が関係している可能性が高いです。
先住民が太陽の紋章を制御できずに滅びてしまったのであれば、ジーンは二度とそうならないよう制御する術を探しているのかもしれません。
実際ジーンは太陽の紋章や黄昏の紋章に興味を示しており、過去のナンバリングでも結果的に真の紋章の宿主(主人公)の近くにいます。
真の紋章を研究することで、どちらかの目的を果たそうとしているのではないでしょうか?

わざわざ紋章師をしているのも研究のためかと😁
結論
私の出した結論は以下になります。
おまけでジーン、エレシュ、ゼラセの3人は同じ方法で不老になっているとも考えています。

さすがに異世界の種族とのハーフとは思えない😅
続編が出ない限り一生答えの出ない考察ではありましたけど、ジーンについて色々書けて面白かったです。
読んでくださった方も「私はこう思うよ」的なことがあれば、ぜひコメントで教えてください。
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■幻想水滸伝I&II
■幻想水滸伝III
■幻想水滸伝IV
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コメント
はじめまして。私の意見を申させてください。
いや、紋章の影響かどうかはともかく不老の呪いとは言いますし、実際、幻想水滸伝シリーズの世界ではそれで苦しんでいる人たちも多数、描かれてました。
最初にそれで苦しんだ描写があったのは幻水1でソウルイーターのせいで不老になったテッドでしたよね、
しかし、だからといって全ての不老になってしまった人たちが「不幸になった」「不老の呪縛から解き放たれたい」と思い込んでいると決めつけるのも早計だと思います。
中には自分が不老になったのを利用している人たちや不老になったのを楽しんでいる人たちも居ると思います。
明確にその描写があったのは悪い例ではありますがネクロードですよね。
まあ「不老の呪縛を解く研究」というのはイザという時のためしてた人はいるでしょうけど、それは必ずしも「すぐに不老の呪縛を解いて死ぬため、もしくは限りある人生にするため」とも限らないと思います。
初めまして。
匿名さんは匿名さんの考察があって全然良いと思います!
あくまでも私の考えではこうではないのかな?という内容であって、絶対にこうだというものではないので😊
残念ながら答えを知ることは叶わないと思うので、色んな考察を楽しめたらいいですね✨
はじめまして。
たまに幻想水滸伝は2のみやっていますがジーンに関して『何者なんだろ?』と思ったりしますがまだまだ答えは出ていないんですね。
個人的には創造主、つまり制作陣の分身(アバター)説を推します。
何をやっても許される、とんでもない秘密を持っている。
制作陣がゲームの中に入るのはタブー行為だと思いますが、ジーンはもしかしたらそれなのかも?w
クリスさん、初めまして。
幻想水滸伝シリーズは完結しないまま続編が発売されなくなっちゃったので謎のままですね😆
アバター説も面白いですね!
ジーンは何をやっても許される感じはありますw