こんにちは、あきみろ(@akimirogames)です。
FF7Rをプレイしていて「え?」と気になる点が多々ありました。
しかし、残念ながらミッドガル編をクリアしても答えは得られませんでした。
続編が発売されるまで結構な時間がかかると思うので、忘れないよう気になった点を考察しながら残していきます。
※完全にネタバレなので知りたくない人はご注意ください!
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FF7Rは原作FF7とは別世界
FF7Rは原作のFF7にはなかったセリフやイベントがいくつもありました。
ただ、どれもリメイク作品によくあるレベルだと思ってました。
しかし、そんな考えを吹き飛ばしたのが以下のシーンでした。
こちらはクラウドが伍番街魔晄炉から落ちて、教会でエアリスと再会した時のイベントです。
ジェノバ頭痛(?)を引き起こして、クラウドの頭の中で再生されたような演出でした。
原作FF7をプレイした人はお気付きでしょう。
そう、これはプレイヤーに衝撃を与えたエアリスの死亡シーンです。
つまり未来の出来事なんです!
ここでFF7Rに対する認識が一気に変わりました。
このリメイクはビジュアルを綺麗にしたとか、ボイスを入れたとか、ちょっとイベントを足したとか、アクションゲームになったとか、そんなレベルの作品ではない……
原作FF7とは違う結末を迎える可能性があるFF7だとわかりました。
ストーリー自体が変わるとは思ってもいなかったので、ここから先に何が起きるのかメッチャ気になるようになりました😁
未来の情報を持っている人物を予想
ここからが本題です。
では、このFF7Rで未来の情報を持っている人物は誰なのだろうか?
予想してみます。
1人目はクラウド
1人目はクラウドです。
先程の教会でエアリスと再会した時だけでなく、別のイベントでもエアリスの死亡シーンを見ることがありました。
また、エアリスの家から夜に抜け出してエアリスに待ち伏せされた時にも、頭痛を起こして涙を流したシーンがありました。
ここ、未来の映像は流れてませんが、原作FF7のあるシーンにそっくりなんですよね。
それは……
エアリスがクラウドに夢でコンタクトをとったシーンです。
ここからエアリスは1人で古代種の都に向かうことになります。
クラウドはエアリスの死に強く反応しているようです。
しかし、クラウド本人から未来を匂わせる発言は一切ありません。
それどころか見た映像をちゃんと認識しているかも怪しいです。
無自覚かも知れませんが、クラウドも未来の情報を持ってると考えます。
2人目はエアリス
2人目はエアリスです。
エアリスはクラウドと違い、わかりやすく未来を知っているような発言をしています。
特に目立ったのが壱番街プレートが落とされるイベントです。
ティファがコルネオの噓だと思い込もうとしている中、エアリスはずっと深刻な顔をしています。
原作FF7のエアリスなら笑顔になって根拠のないポジティブな発言でティファを励ますことでしょう。
しかし、FF7Rでのエアリスは
「どんな未来でも変えられるよ?」
と意味深な励ましをしてます。
また、ウェッジを励ます時にエアリスはプレートが落ちる前提で声をかけます。
ウェッジにプレートが落ちることを信じてると指摘されるとエアリスはハッとします。
まだクラウドたちが食い止めようと頑張ってるのに、それを信じないエアリスには違和感しかありません。
これは未来を知っているからと考えて良いでしょう。
エアリスとの夢デートでは、クラウドに自分のことを好きにならないよう悲しい顔で言ってます。
自分がいずれ死ぬということを自覚しているように。
さらに神羅ビルでは、本当の敵は神羅ではなく別にいると発言したり、フィーラーに触れられると自分のカケラが落ちていくと、未来の情報がなくなっていくような発言までしているので確定かと。
3人目はセフィロス
3人目はセフィロスです。
思い返せば壱番魔晄炉を爆破したあと、クラウドが駅に向かう途中で出会った時からおかしな発言をしていました。
その内容は、星を救うために力を貸してくれとクラウドに頼むことです。
原作FF7をプレイしてる人は違和感を感じますよね?
星を壊そうとしてるのアンタやん!
(正確には破壊ではなく膨大なライフストリームを取り込むことが目的でしたけど結果は同じ)
この段階では、クラウドを利用するために星の命をネタにしたのか?
腑に落ちないまま無理やり納得してましたが、教会イベントがあって見方が変わりました。
セフィロスは未来を知っている。
つまりは自分が死ぬことを理解していると。
そう考えると、セフィロスの発言にもある程度納得がいきます。
セフィロスは自分の運命を変えるために、原作FF7とは違う道を模索している可能性が高いです。
それを証明するようにエンディングでは「俺は 消えたくない」と発言して、ここでもクラウドに協力を求めています。
3人の違いは?
未来の情報を持っている可能性が高い3人をあげました。
しかし、3人とも情報量や自覚について差があるようです。
人物 | 自覚 | 情報量 |
---|---|---|
クラウド | × | 断片的な情報を持っている? |
エアリス | 〇 | 断片的に情報を持っている? |
セフィロス | 〇 | 全ての情報を持っている? |
私は上記の表のように感じています。
各々がどうやって未来の情報に触れているのか考えてみます。
※どうやってFF7Rの世界に未来の情報を送っているのかは長くなるので別記事にします。
クラウド
クラウドに関しては3つの可能性が考えられます。
No. | 予想 |
---|---|
1 | クラウド自身が体験した情報を持っている |
2 | エアリスの記憶をジェノバの力で読み取った |
3 | セフィロスが持ってる情報をジェノバ細胞を通して共有している |
正直No.3はないかと考えています。
エアリスが死ぬシーンに関しては立ち会っているのでわかりますが、クラウドが涙を流した理由が夢の中の再現だとすれば、セフィロスは関与していないはず。
No.2は有力な気もするのですが、エアリスが祈ってる姿や白マテリアが落ちてく映像はクラウドの視点な気がするんですよね。
とはいえ、白マテリアが落ちてくところをクラウドも見てたかは怪しいので、プレイヤーへの演出と言ってしまえばそれまでな気もします。
私はNo.1だと考えています。
クラウドはエアリスに関する未来の情報しか見たり感じたりしてません。
神羅ビルでメテオが落ちてくる映像を見せられた時も、頭痛とともに見えたのは教会の時と同じく祈ってるエアリスの姿と白マテリアです。
これはエアリスを救えなかったことに対する後悔の気持ちが強く出ていると考えています。
実際、アドベントチルドレンでも引きずってましたし。
頭痛が起きているのは、ジェノバの力なくして奥深くにある未来の記憶(情報)にアクセスが出来ないからと考えています。
クラウド自身の強い意志を感じるので、そうあってほしいという願望も含んでいます。
エアリス
エアリスに関しては、割と作中にヒントが出ていました。
フィーラーに触れると私のカケラが落ちていく。
これはシンプルにフィーラーがエアリスから未来の情報が奪っていってるということでしょう。
エアリスは『私のカケラ』と言ってるので、未来の自分の情報を持っているようです。
本来もっとたくさん情報を持っていたようですが、断片的であることに変わりはなさそうです。
その理由は黄色い花です。
神羅ビルでエアリスは「黄色い花が 道しるべだったんだ」と呟いています。
思い起こせば伍番街のEXTRAイベント『花と語りて』では、黄色い花との会話を試みていました。
この時は何も聞こえないものの「あと少しって気するんだ お花 何か話したがってる」と発言しています。
つまり、エアリスは全てを知ってるわけではないと考えられます!
エアリスは古代種(セトラ)の星と会話する力で黄色い花にアクセスして未来の情報を取得しようとしているようです。
ですが、それだとまだ会話できないのに何で未来の情報を断片的に持ってるのか謎です。
もしかしたら黄色い花以外にもライフストリームなどから未来の情報を受け取る手段があるのかもしれません。
妄想するとしたらオープニングのタイミングです。
目を閉じており、暫くすると目を開けます。
そして、路地の奥に何かを感じて逃げるように去っていくエアリス。
原作のFF7では、最初から目を開けており、路地の奥を見ることなく普通に表通りに向かいます。
ここから想像できるのは、目を閉じてる間に未来の情報を断片的に得た可能性があるということ。
この瞬間から運命を変えるものとしてエアリスはフィーラーが見えるようになった。
フィーラーの姿を確認したエアリスは、未来の情報を奪われないように逃げたのでは?
ただ、黄色い花から大事な部分が伝わらないだけで、作中の始まる前から何度もコンタクトを試みてアバウトな情報だけは先にゲットしてた可能性もありますね。
セフィロス
セフィロスに関しては、いつ未来の情報をゲットしたのかさっぱりわかりません。
最初から知ってるんじゃないかと。
どこまで知っているのかも、エアリスみたいに悩んだりしてる描写が一切ない上に、私は何でも知ってますよ的な意味深発言ばかりするので、全ての情報を引き継げてる気がします。
ただ、いくらセフィロスでも運命を変えることは難しいのかもしれません。
だからこそ、クラウドに協力を求めていると考えられます。
セフィロスで気になるのは未来の情報云々より、別人格がいるかもしれないという事です。
エンディングのセフィロスは一人称が『俺』で雰囲気も違うんですよね。
俺と言っていたのはソルジャー時代までで、ジェノバと会ってからは『私』になっています。
クラウドが多重人格みたいになったように、セフィロスもソルジャー時代のセフィロスとジェノバと出会ってからのセフィロスで別れているのかもしれません。
こちらについても考え始めたら長くなりそうなので、また別記事で考察してみたいと思います。
原作FF7とFF7Rの間もある?
エアリスとセフィロスを見ていると、原作FF7とFF7Rの間に何周か世界をループしてる可能性があります。
なぜなら原作FF7には『フィーラー』なんていなかったからです。
正しい歴史である以上、フィーラーが出る必要もありません。
(決して後付けの設定だからとか考えてはいけません!)
ならエアリスとセフィロスはどこでフィーラーを知ったのか?
それこそが原作FF7の次の世界なのかもしれません。
セフィロスは2周目から自分が消えないよう結末を変えようとするが、その度に運命の番人フィーラーやエアリスに邪魔をされて失敗。
エアリスもセフィロスを止めるだけでなく、大事な人の死の運命を変えようとしたりして、フィーラーと敵対する。
妄想ではありますが、このように考えるとエアリスとセフィロスがフィーラーを知っていたのにも納得がいきます。
作中でエアリスはセフィロスに「あなたは間違ってる」と言うシーンがあります。
原作FF7だけで考えれば星を壊そうとするのは間違ってると捉えることはできます。
しかし、なんとなく運命を変えようとする『やり方』について指摘してるように感じます。
鍵を握るのはクラウド?
クラウドはエアリスやセフィロスとは明らかに違います。
無自覚だけど未来の情報を持っているという曖昧なポジションです。
だからこそ鍵となる可能性を秘めており、エアリスもセフィロスも協力を求めていると考えます。
まぁ、エアリスはクラウドだけでなく仲間全員に協力を求めてはいましたが、花を売る時の粘着ぶりは原作FF7以上でした。
これもリメイクで会話の内容を増やしただけと最初は考えていましたが、今となってはクラウドと仲良くなることが運命を変えるのに必要だとエアリスが知っていたのかもしれません。
このFF7Rでは、原作FF7とは違う意味でクラウドが重要な役割を担う事になりそうな予感がします。
まとめ
書いてても思いましたが、気になる点はまだいっぱいありますね。
どうやってFF7Rの世界に情報を送っているのか?
俺セフィロスと私セフィロスの違いは?
など、別記事として書いていこうと思います。
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